堂本光一、帝劇100周 年祝福「恐れ多い」
KinKi Kidsの堂本光一(32)が1日、東京?丸の内の帝国劇場で上演中の主演舞台「Endless SHOCK」で、この日迎え た同劇場開場100周年記念日を祝福した。
帝劇は1911(明治44)年3月1日に開場。カーテンコールで電光掲示板に「本日 帝劇開場 記念日!」と大きく映し出される中、光一は「記念の日に自分がステージに立っているのは恐れ多い。(自分で)よかったんでしょうか?」と謙虚にあいさつし た。
同作は帝劇で2000年にスタートし、毎年上演。「自分の人生の3分の1が『SHOCK』。堂本光一という人格を形成してくれた場所 といっても過言ではない」と感慨深げで、「実は人院しながら公演に通っていたこともある」と初告白。
これまで公表を控えてきたが、04年 公演のけいこ中、フライングに失敗して頭を打ち、初日から約1週間病院から通ったという。「それでも上演できてしまうほどパワーをもった劇場」と帝劇に “感謝”していた。
同夜には都内で感謝パーティーが催され、光一をはじめ100周年記念の計9作品の主要キャスト総勢29人が勢ぞろい。 老舗劇場の記念日をにぎやかに祝った。
光一 帝劇開場100周年祝福 カーテンコールで決意新たに
2011年3月2日 紙面から
帝劇100歳、おめでとう-。多くの名作を生んできた東京? 丸の内の帝国劇場が1日、開場100周年を迎えた。メモリアルデーに上演されたのは、KinKi Kidsの堂本光一(32)が主演する人気ミュージカル 「Endless SHOCK」。光一は記念のカーテンコールで「歴史の重みと感謝を忘れず、この先も帝国劇場とともに歩んでいけるよう努力したい」と決 意を新たにした。夜には帝劇近くの東京会館で記念パーティーが開かれ、今年の帝劇の主要出演者が勢ぞろい。華やかに100周年を祝った。
「本当に、記念の日に自分が演じさせてもらえるなんて、恐れ多いというか…。いろんな思いを感じながら公演をやって いました」。1911年3月1日に開場した帝劇の、まさに誕生日。終演後のカーテンコールで、光一はかみしめるように語った。
一度下りた幕が上がり、2度目のカーテンコール。背後のスクリーンには「本日帝劇 開場記念日!!」の文字。鳴りや まない拍手を受け、光一は「これは帝国劇場への拍手だと思います。僕らからも、(拍手を)しとかないといけない」と自ら手をたたく。「きょうはSHOCK でよかったんでしょうか?」。恐縮して照れる光一を、さらに大きな拍手が包んだ。
00 年11月に帝劇で初演し、12年目を迎えるSHOCK。この日の公演が786回目で、単独主演回数としてはトップを数える。光一は「(100周年の)10 分の1はやらせてもらっている。人生の中では3分の1です」と振り返った。
そして、衝 撃的なエピソードも明かした。「いろんなことがあった。今だから言えますが、人院して病院から通ったこともありました」
東宝関係者によると04年2月、公演前のフライングのテクニカルリハーサルで、着地時に頭を強打。初日から約1週間、 人院していたという。
「それでも公演ができてしまうんです」と光一。「たくさんのすば らしい先輩方が築いてきた歴史、エネルギーを感じる。だからこそ、パフォーマーとして信じられないような力がわき上がる場所なんです」と、感慨深げにうな ずいた。
「明日もあさっても公演は続く。歴史の重みと感謝を忘れず、この先も帝国劇場 とともに歩んでいけるように、自分も努力したいと思います」。SHOCKのテーマ“ショー?マスト?ゴー?オン”の言葉通り、光一はステージで歴史をつ くっていくことを誓った。
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