堂本光一「SHOCK」100万人突破へ

 堂本光一(28)主演の舞台「Endless SHOCK」(来年1月6日~2月26日、東京・帝国劇場)の制作発表が24日、都内で行われた。00年初演で、これまで上演回数499回と単独主演では最速ペースで達成し、観客動員も全公演満席で92万人。初日で500回を達成し、2月に100万人を突破する。来年は29歳と20代最後の舞台となるが「年齢とともに進化してきた。ずっと続けたい」とエンドレスを宣言。

[2007年10月24日18時24分]

限界超えてやる!堂本光一が史上最高“26段階段落ち”に挑戦

 KinKi Kidsの堂本光一(28)が24日、都内ホテルで主演舞台「Endless SHOCK」(東京・帝国劇場、来年1月6日~2月26日)の製作発表を行った。平成12年に始まった同シリーズは今作の初日で500公演に到達。「停滞するつもりはない」と宣言した光一は見せ場の「階段落ち」の段数を前回までの22段から26段にアップし、さらなる進化を見せる。

 

 

 来年1月1日に29歳の誕生日を迎える光一。20代最後となる「SHOCK」には並々ならぬ決意で臨む。

 12年に「MILLENNIUM SHOCK」を21歳で初演。以来、帝国劇場ならではの巨大な舞台装置を生かし、フライングや「階段落ち」など派手なシーンの連発でファンを魅了し続けてきた。

 会見で光一は「ここまで続けて来られたのは、期待してくれる方、待ってくれている方がいてくれたから」と感謝の言葉を述べた。ストーリー自体に大きな変更はないが、演出やセリフを修正し、さらなる進化を目指す。

 その一つが名物の「階段落ち」だ。アイドルの光一が、22段の階段を大部屋役者ばりに転げ落ちる衝撃シーン。光一は製作関係者に「24段、26段に増やせないか」と打診したという。前回までは高さ5メートルだったが、スケールアップ後、どのぐらいの高さにするのかは今後調整する。

 作・演出を手がけるジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長は「普通は、年を取ると派手なことをしなくなっていくのに、逆に増やすとはすごい」と光一の意気込みを絶賛。もう一つの名物であるフライングシーンも「増えるんじゃないかな」と示唆した。

 前作上演後、製作の東宝にはファンから「これ以上、危ないことをさせないで。演技は心に届くから」との意見が寄せられていた。しかし、光一はファンの制止を振り切ってまで、新たなチャレンジを決断した。

 「Endless SHOCK」はエンターテイナー、コウイチ(光一)が米ブロードウェーのショービジネス界で頂点を目指すストーリー。光一は「コウイチから、『とどまってはいけないんだ』ということを教えられた」。ショーのために限界を超え続ける自身の姿と重ね合わせ、走り続ける。

 

★100万人突破見えた!

 

 これまでの「SHOCK」シリーズの動員数は約92万人。順調なら今作の途中で100万人を突破する。今作終了時点で575公演に達し、帝国劇場の上演記録である俳優、森繁久彌(94)の「屋根の上のバイオリン弾き」の625回超えも視野に入る。

 光一は「『SHOCK』を休んで新作をという思いはあるが、『SHOCK』はできるところまで続けたい」と“エンドレス”宣言。どんどん記録を塗り替えていきそうだ。

堂本光一 大地超え575公演に挑戦

 KinKi Kidsの堂本光一(28)が24日、都内で、00年から上演している主演舞台「Endless SHOCK」の08年公演の製作発表に臨んだ。

 チケット発売と同時に完売する人気舞台で、9回目は来年1月6日から東京・帝国劇場で上演。初日に通算500公演目に達する。2月26日まで76公演が組まれ、最終的には通算575公演に。同劇場での通算回数では大地真央(51)主演の「マイ・フェア・レディ」の544回を抜き、森繁久弥(94)の「屋根の上のヴァイオリン弾き」の625回に次ぐ歴代2位となる。

 1月1日が誕生日のため、20代最後の舞台になる。「30代になるのは怖くない。年代にあった自分を表現できる。(SHOCKは)終わりをつくっちゃいけない」と熱く語った。

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